生きている間に準備できること

生きている間に準備できること

不幸というものは突然やってくるものです。
年を重ねた者から順番に亡くなっている訳ではありません。
しかし、ある程度年齢を重ねた場合には、生きている間に亡くなった際に必要となるものを準備しておくことをお勧めします。

 

1.連絡先

自分が亡くなった場合や危篤状態となってしまった場合に、連絡をしてもらいたい交友関係者の連絡先を用意しておく必要があるでしょう。
家族等が自分の交友関係を全て把握していれば問題ありませんが、そのような方は少ないことでしょう。
よって、葬儀等の際には誰に連絡すればよいのか一覧化しておくことにより、残された家族が安心することができます。

 

母が亡くなった際は、母の交友関係がわからなかったことから、友人等の連絡は行うことができませんでした。
亡くなった直後から葬儀が終了するまでの間は、非常に慌しい状態が続くことから、ゆっくりと連絡先を確認することができないのが現実です。
このことから、葬儀が終了してしばらくしてから母が亡くなったことを聞いて弔問してくれた方も多数いました。

 

2.遺影の選定

当方の場合は、母が亡くなった日から二日後にお通夜を行うこととなりました。
祭壇の準備をするまでに遺影の準備をしなければなりません。
よって、亡くなった日の夜に葬儀社から遺影とする写真を選んでおくようにと依頼されました。
このような場合に、生前に遺影として使用してもらいたい写真がある場合には準備しておくと、家族からすれば大変助かります。

 

私の場合の遺影の写真選びは大変時間がかかりました。
病気であったから最近の写真は使用することができなかったこと、母が写真を取られることが好きでなかったこと等の理由により適切な写真が見つかりませんでした。
最終的には、10年近く前の写真を使用することになりました。

 

遺影の写真を選ぶに当たっては、集合写真のようなものではなく、人物が大きく写りこんでいるものが適しています。
また、最近のカメラは高性能なので”ピンボケ”は少ないようですが、昔の写真は良く見るとピントがあっていないものもよく見かけました。
遺影は大きなサイズに引き伸ばしますので、ピントが合っていないと更にボケてしまうことが考えられます。

 

遺影作成の際には様々な加工を行うことが可能なので、良い写真が見つかった場合には葬儀社の方に相談してみましょう。
また、服装を写真のままにしないで喪服を着せることができますし、背景を明るい色にして華やかに見せること等もできます。

 

3.菩提寺

菩提寺が決まっている場合には何の問題もありませんが、決まっていない場合には家族は大変苦労することになります。
当方の母の場合には、信仰している宗教もなかったことから、葬儀形式をどのようにするところから考えなければなりませんでした。
結局、祖父と同様にしようということで、仏式の葬儀とし宗派も同様としました。
ただし、お墓は既に民間霊園にて用意してあったことから、葬儀社を通して同じ宗派の僧侶を派遣してもらいました。
新たに檀家となる場合などは、その時点だけでなく後々様々な付き合い等がありますので簡単に決めることはできないでしょう。

 

4.お墓

これも菩提寺が決まっている場合には何の問題もありませんが、決まっていない場合には家族は大変苦労することになります。
一般的には、四十九日の法要の際に納骨を行うことが多いので、その時点までにお墓を立てる必要があると考えます。
ただし、必ず四十九日法要までに納骨しなければならないものではありませんので、それ以降であっても何の問題もありません。

 

しかし、いずれは納骨は行うことになりますので、お墓が用意されている方が家族としては助かります。
お墓や霊園については霊園・墓地ガイドにて詳しく説明していますので参考にしてください。